こんにちは、いわくらけいこです。
このブログをご覧いただきありがとうございます。
このブログをはじめたときに、どうしてワタシがイタリア菓子のお店を始めることになったのかをお話ししていたんですけど、なかなか話が進まずで・・・・
そろそろ学校を卒業してレストランでの修業時代のお話をしたいと思います。
ワタシが通っていた[ICIF]という料理学校はイタリア北部のピエモンテ州アスティというところにあったのですが、実習場所はそこからだいぶん南下したトスカーナ州ルッカという町のレストランになりました。学校からは一日がかりの移動になります。
どんなお店なんだろうという期待もありましたが、これで完全に日本語が通じないところに行くっていうのと、はたして仕事についていけるのかという不安のほうが大きかったと思います。
でも、覚悟を決めてはるばるイタリアまで来たんですから、(安くない授業料も払ってますしね笑)できるだけ吸収して帰ろうと心に決めていました。
最寄り駅まで電車で行って、そこからはオーナーが車で迎えに来てくれたので、大きなスーツケースと一緒に乗り込みお店に向かいました。
やばいです!!!
車の中で、いろいろ質問されたのですが、言葉がまったく聞き取れないんです。
学校の先生の言ってたことはなんとなくわかったと思っていたのに。
ワタシ、日本にいるときに言葉は何とかなるだろうとたかをくくってイタリア語の勉強はそんなに一生懸命しなかったんですよね。
それが大失敗でした。今でもホントに悔やまれます。
言葉ができないということは、コミュニケーションがとれないってことで、あたりまえですが誰にも相手にされません。
何が吸収して帰ろうだ。
もう、自分が情けないやら、このお店の方たちに申し訳ないやら・・・・
これから外国で学ぼうと思っている方は、あたりまえですが、まずはその国の言葉を学んでください。
そうすれば、時間にも限りのある現地での学びの幅がグンと広がりますから。
さあ、どうしようか・・・・
このまま何も得ることなく帰国するわけにはいきません。
このつづきはまた明日。
A domani.
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